ミシガン運転免許試験 学科編(過去問付き)

ミシガン手続き

ご覧いただきありがとうございます。 アボカドン🥑です。

この記事はミシガン州の運転免許の取り方を紹介しています。
私の受験時と妻の受験サポート時の経験から、自分たちが分からなかったことや、困ったこと、事前に知っていたらよかった注意すべき事を、出来るだけ分かり易く、順を追って書いてみました。

免許の取得までには大きく次の7ステップが必要です。
今回は、学科試験までのステップ1~3を説明していきます。

  1. 学科試験の必要書類の準備
  2. 学科試験の勉強
  3. 学科試験
  4. 実技試験の必要書類の準備
  5. 実技試験の練習
  6. 実技試験
  7. 免許証の発行

学科試験の必要書類の準備

以下の書類が必要になります。

①.SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)カード
②.パスポート
③.最新のI-94を印刷したもの
④.現住所を証明するもの2点
⑤.日本の運転免許証
⑥.日本の運転免許証の翻訳
※①、②、④、⑤、⑥はコピーではなく原本が必要です。

③はリンクを貼っておきました。そこから名前、パスポート番号、誕生日等を入力して印刷してください。
※I-94の有効期限(Admit until date)が、免許証の有効期限になります。
I-94の有効期限が、正しいか確認しておきましょう。
CBP(Custom s and Border Protection)の登録情報が間違っていることが、頻繁に起こっていますので。

④は、住んでいる住所が記載された電気、ガス、水道等の請求書や、アパートの契約書などから2点が必要です。

⑤は※国際運転免許証ではないので間違えないように注意してください。

⑥は翻訳業者へ依頼してオフィシャルな書類を作成してもらう必要があります。
私はリンガサイエンスという会社にお願いしました。linguasci@aol.com宛にEメールで下記の情報を連絡します。

  • 日本の免許証の表裏両面の写真、名前・住所の読みがな
  • アメリカの住所、電話番号、メールアドレス
  • 希望する支払い方法

2日以内には翻訳のドラフトがEメールで送られてきて確認します。
確認後に料金$50を支払うと、原本を郵送してもらえて、数日で届きます。

必要書類が1つでも欠けていたり、不備があったり、原本でなかったりすると、容赦なく「ちゃんと準備してまた来てね」と追い返されてしまいます。
ですので必要書類の準備は慎重に準備をしてくださいね。

学科試験の勉強

学科試験はミシガン州政府が発行している「What Every Driver Must Know」という教本から出題されます。

試験内容は、3択問題が40問と、2択の標識問題が10問です。

この教本はSOS(Securetary of State) で無料でもらうことができます。
またミシガン州政府のサイトMichigan.govからPDFデータで入手できます。

残念ながら、教本は英語版のみで日本語版がないんです。
ですが、PDFファイルからGoogle翻訳へコピペ出来ますので、英語が苦手でもだいたい意味はつかめると思います。

基本的には教本で勉強するのですが、ミシガンの日本人の知り合いから集めた日本語のサンプル過去問題(40問x4=160問)と、ほかに役に立ちそうな勉強方法を3つ紹介しておきます。

日本語のサンプル過去問題(40問x4)

公式なミシガン州の学科試験問題ではないです。
ですが、この過去問は、本番の日本語版の試験問題に近いものが多く含まれています。
ですので、下のサンプル過去問は、とても役に立つと思います。
参考にしてみてください。
サンプル問題1
サンプル問題2
サンプル問題3
サンプル問題4

※【ご注意ください】
サンプル問題のPDFファイルが、グーグルドライブからのダウンロードとなります。
企業内からアクセスされる場合、企業内の管理者様より社外サーバーへのアクセスを無効にされておりますとダウンロードが出来ないことがあります。
ダウンロード出来ない場合は、個人のネットワーク経由でのダウンロードを試してみてください。よろしくお願いします。m(_ _)m

役立ちそうな勉強方法3つ

1つ目は、デトロイト領事館が提供しているミシガン州の交通ルール日本語版に、注意すべき代表的な交通ルール9つが日本語で説明されています。
試験問題形式ではないですが、初めてのミシガンの交通ルールを知るには、よい資料だと思いますので、目を通されることをおすすめします。

2つ目は、教本「What Every Driver Must Know」の69ページに、実際に出題される10個のサンプル問題と答えが記載されています。
どのような試験問題の形式なのかを把握することができます。

3つ目は、英語で受験したい方に、無料の模擬テストサイト driving-tests での練習問題です。
このサイトではミシガン州の交通ルールの問題を何度でも無料で解くことができます。
実際の試験問題と異なる問題も多いですが、サイト内の「EASYの200問」と「HARDの201問」を解けばかなり理解できると思います。

学科試験

学科試験の勉強で自信がついたら、いよいよSOSに試験を受けに行きます。

SOSはOfficeによって開館している曜日や時間が異なる場合があるので、Google Map か Branch Office Locator で最寄りのSOSを探して、開館日、時間を事前に確認しておきましょう。

SOSでの試験当日の流れは下の7つのステップになります。

①.KIOSK端末で受付。
端末に携帯番号を入力(携帯番号の下4桁が受付番号になります)。

②.紙の申請用紙の記入。
KIOSK端末の裏に紙の申請用紙とボールペンがあるので記入します。
名前、住所、質問事項への回答、署名などを記入します。
身長をフィート/インチで、体重をポンドで記入する欄もあるので、事前に調べておくと記入時間が短縮できます。
また日本人の目の色はBlackではなくBrownと記入するそうです。

③.Document checkを受ける。
申請用紙と必要書類を確認してもらいます。
必要書類に不備なく揃っていることが確認されたら、イスに座って待っているように言われます。

④.受付番号(携帯番号の下4桁)が来るまで待ちます。
SOSはいつも混んでいるのでかなり待つこと覚悟しておかないといけません。
開館前に行って朝一で受付ができれば、待ち時間はかなり減らせます。

⑤.待機場所の前の画面に、呼ばれる順番で受付番号が表示されています。
自分の番になったらカウンターへ行き、書類を提出して視力検査を受けます。
視力検査が終わると学科試験を英語か日本語のどちらで受けるか聞かれます。

⑥.指示された端末で学科試験を受けます。
試験はタッチパネル式の画面に出題されます。
はじめに3択問題の40問に答えます。
問題ごとに回答後に正解かどうかも表示されます。
30問正解できた時点で2択の標識問題に進みます。
標識問題でも8問正解できた時点で合格となり終了です。

※時間制限はないのでじっくり確認して解くことができます。
※迷う問題はパスして先送りできるので分かる問題を先に解いていきましょう。

⑦.試験が終わったらカウンターへ戻ります。
合格できたら、路上試験の受験許可書と路上試験が受験できる機関の連絡先リストがもらえます。
許可書の有効期限は30日間なので、その間に路上試験を受験することになります。

まとめ

ポイントを3つおさらいしておきます。

1.必要書類6つを漏れなく準備しましょう。
①.SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)カード
②.パスポート
③.I-94※有効期限が、免許証の有効期限になります。
④.現住所を証明するもの2点
⑤.日本の運転免許証
⑥.日本の運転免許証の翻訳

2.学科試験は過去問で勉強するのが効果的。
サンプル問題1
サンプル問題2
サンプル問題3
サンプル問題4

3.学科試験の流れ
①.KIOSK端末で受付番号=携帯番号の下4桁入力。
②.紙の申請用紙の記入。
③.Document checkを受ける。
④.受付番号=携帯番号の下4桁が来るまで待つ。
⑤.自分の番になったらカウンターへ行き、書類を提出して視力検査。
⑥.指示された端末で学科試験を受ける。
⑦.試験が終わったらカウンターへ戻る。

これからミシガンで運転免許の学科試験を受けられる方の助けになればうれしいです。
ミシガン州の運転免許 実技試験編」の記事もありますので、学科試験に受かったら参考にしてみてください。 

この情報がお役に立てば幸いです。最後までお読よみいただき、ありがとうございました。🥑

コメント

  1. Mayumi より:

    こちらのウェブサイトのおかげで、無事に学科試験、実技試験共に一発合格し、ミシガンの運転免許証を取得できました!大変為になり勉強になりました。心より感謝申し上げます

  2. りり より:

    今日筆記試験に行ってきました。
    一発合格でした。
    このフェブサイトの過去問題を勉強しました。ほぼこの問題がでていました。
    このサイトで勉強してよかったです。
    助かりました。ありがとうございます。