I-94の間違いを訂正申請する方法

ミシガン手続き

ご覧いただきありがとうございます。 アボカドン🥑です。

先日、I-94に記載されている情報の間違いがあり、CBP(U.S. Customs and Border Protection)に訂正申請をして、正しい情報へ書き替えてもらいました。

調べてみると、ここミシガンでも、I-94に記載されている情報の間違いは、頻繁に起こっているようで、私の周りでも、経験している人が、結構たくさんいる事がわかりました。

訂正する方法を、知人に聞いたり、ネットで調べてみると、CBPにメール、電話したり、事務所に出向いたりと、面倒で、大変だったとの情報が、多かったのですが、CBPのウェブサイト内を調べていたら、たまたま、電子申請だけで、I-94の記載情報の間違いを訂正してもらえる事を見つけて、実際やってみて簡単に出来たので、その情報をシェアしたいと思います。

自分で日本語でググッた時には、この情報は見つけられなかったので、この情報が広まって、訂正する事が必要になった人が、調べまわったり試行錯誤するようなムダな時間を減らせるといいなと思います。

I-94は、SSN、運転免許の取得は更新などの申請をする際に、必須の重要な書類なので、もし、間違いがあって困ったときに、この情報を参考してもらえればと思います。

I-94とは?

I-94とは、 移民ではない外国人が、アメリカに入国する時に発行される、出入国の記録情報です。

空路と海路でアメリカへの入国審査時に審査官によってパスポートに、”ADMITTED(入国認可)+入国日”のスタンプが押され、VISAのタイプと滞在期限が手書きで記入されます。

同時に、この入国日+場所、個人情報(名前、生年月日、パスポート番号)、VISAタイプ、滞在期限の情報が、審査官によってCBPのI-94のデータシステムに入力されます。

陸路で、アメリカへ入国時は、I-94の更新したいと申し出て、入国審査を受けなければ、滞在期限は更新されることはなく、入国のトラベルヒストリーだけがCBPのI-94のデータシステムに記録されます。

アメリカから出国時は、出国のトラベルヒストリーがCBPのI-94のデータシステムに記録されます。

これらの出入国の記録が、I-94の情報となります。

I-94の滞在期限はどう決まる?

I-94の滞在期限は、下の表のようにVISAのタイプにより与えられる滞在期間が決められていて、VISAの有効期限とは関係ないです。

でも、VISAタイプによって決まる滞在期限よりも、アメリカ入国時のパスポートの有効期限が短いとパスポートの有効期限までが、I-94の滞在期限となってしまいますので、注意してください。

私たち家族は、E2のVISAで渡米したので、本来ならI-94の滞在期限は2年です。でも、妻のパスポート有効期限が、渡米時で1年ちょっとしかなかったので、I-94の滞在期限も1年ちょっととなってしまいました。

渡米前に、I-94の滞在期限のルールを知らなかったので、渡米後の約1年後に、運転免許の更新通知を受けて、パスポートの更新と、I-94の更新、運転免許の更新が必要なことに気づくというヘマをやらかしました。

短期間に3つの更新は、けっこう大変で、渡米前にパスポートを更新しておかなかったことを、とても後悔しました。

もし、これを読まれている方が、渡米駐在をされる予定の方でしたら、パスポートの更新は、日本で済ませておくことを、強くおすすめします!

I-94の確認方法

I-94の確認は、CBPのI-94 Official web siteで、簡単に確認できます。

次に、名前、生年月日、パスポート番号、パスポート発行国を入力します。

そうするとI-94が表示されます。

トラベルヒストリー(出入国日、場所の記録)も出せます。

自分のI-94が出てこない時に…

正しく自分の名前、生年月日、パスポート番号等を入力しても、入国審査官が、I-94に間違った情報を、入力していると、自分のI-94が出てこない事があります。

ホントに??って思われるかもしれませんが、実は、そんな事が、まーまーあるので、出てこない時には、最低でも、以下の事は、試してみてください。

  1. First (Given) Nameと、Last (Family) Nameを入れ替えてみる
  2. パスポート番号を、VISA番号に変えてみる
  3. もし一緒に入国した家族がいたら、 パスポート番号を、その 家族のパスポート番号に変えてみる

実際に、I-94のオフィシャルウェブサイトで、私の家族のI-94が出てこなかった時に、パスポート番号を、VISA番号に変えてみて、出てきたことがありました。

I-94の間違いはよく起こる?

はい。よくあるようです。というか、よくありました。以下は実際にあった事例です。

  • 名前の間違い
  • パスポート番号の間違い
  • 家族で同じVISAタイプで、一緒に入国したのに、滞在期限が異なる
  • 滞在期限が、VISAタイプで決められた期間より短い
  • 出入国したら、出国前より滞在期限が延長されず短くなった

間違いに気づかずに、滞在期限を過ぎてしまい、不法滞在となってしまう事にもなりかねないので、I-94の中の”Admit Until Date”の日付は、必ず確認しておくようにしましょう。

I-94の間違いを訂正する方法

CBPのINFORMATION CENTERのサイトで、 電子申請で簡単に出来ます。

引用:cbp.gov

Topicの欄で、”Traveler Compliance/I-94″ を選びます。
Applicable Issueの欄で、”Inaccurate or Missing Data in I-94 System”を選びます。

Emailアドレスを入力。
Descriptionの欄に、間違いの内容を入力。
間違いを示すI-94や、書類、写真などをアップロードして添付できます。

入力内容を確認して、Submitして完了です。

すぐに、問い合わせ番号と、3~5稼働日で回答しますと書かれた確認メールが届きます。

I-94の間違いが多いためか、訂正のレスポンスは早いです。私の家族のパスポート番号の間違いは、1日で訂正してもらえました。

おわりに

出入国した後には、I-94の滞在期限のチェックをして、間違いがあったら、すぐに訂正申請をしておきましょう。

ほかにも、I-94の滞在期限の延長をする方法の記事もあるので、必要な方は見てみてください。

この情報がお役に立てば幸いです。最後までお読よみいただき、ありがとうございました。🥑

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