アメリカの自動車保険にアンブレラ保険を付けてますか?

ミシガン生活

ご覧いただきありがとうございます。 アボカドン🥑です。

アメリカで車を買ったら保険に必ず入ると思いますが、補償額はいくらの保険に入っていますか?

私たちは妻用の車を買ったときにガリバーUSAさんに薦めてもらった保険会社に標準的なプランを薦めてもらい自動車保険と車両保険に入りました。

その時は、まずは車の購入、登録、保険などの手続きを期限までに完了させることを考えていたので、保険の補償額までちゃんと確認していませんでした。

その後、通勤中に高速道路で事故に巻き込まれそうになったことがあり、会社から貸与されているカンパニーカーの保険補償額を確認しました。

団体保険で1事故あたり$16 million(16億円、$1=¥100として)の補償額が掛けられているのが分かり安心しました。

ですが、自分たちで加入した自動車保険の補償額は

  • 対人(一人/一事故):$10万 (1,000万円) / $30万 (3,000万円)
  • 対物:$10万 (1,000万円)

ちなみに、この条件で私が加入した年間保険料は、$1,437でした。

で、おい、おい、人身事故を起こしたら全然足りないじゃん(汗)。

これがアメリカだと標準的なの???知らないって怖い…。となりすぐにネットで検索。

調べてみるとアンブレラ保険なるものがある事を知りました。

日本語での見積対応してもらえるところを3社探して見積を取って、急いでアンブレラ保険を追加して入る事ができました。

今のところアメリカで人身事故は起こさずに過ごせていますが、ちょっと油断してしまいました。

アメリカで人身事故を起こすと加害者側の支払能力を見て訴訟で弁護士が限界まで損害賠償を取ろうとすると聞きました。いや~怖っ!

私たちの行った自動車保険選びの情報(保険会社、見積、保険料など)をこの記事でシェアしたいと思います。

これから自動車保険に加入される方、補償額を見直おしたり、アンブレラ保険に入ろうとする方に、この記事の情報がお役に立てば幸いです。

アンブレラ保険って何?

 アンブレラ保険とは、自動車保険、テナント保険(賃貸住宅、持ち家に対する賠償・損害保険)の上限補償額を超えるような事故、損害を与えた場合に、上乗せで補償される保険になります。

アメリカには、日本の自動車保険のような対人対物無制限の保険が無いので、上乗せの保険を別で加入する必要があり下の図のように上にカバーする形になるのでアンブレラ(傘)保険と呼ばれているそうです。

補償額の上限が$100万(1億円)が一般的のようですが、保険会社によっては保険料を上げて補償額を2億、3億と上げていくことも出来ます。

アンブレラ保険は、自動車保険とテナント保険を一緒に加入する必要があり、どちらか一方だけの加入は出来ないそうです。

つまり自動車保険とテナント保険をセットで同じ保険会社に申し込む必要があります。

自動車保険 と テナント保険

 アンブレラ保険に加入する条件として、自動車保険の対人補償額を下記の額以上にする必要があります。

  • 対人(一人/一事故):$25万(2,500万円) / $50万(5,000万円)
  • 対物:$10万 (1,000万円)

また、テナント(レンターズとも呼ばれる)保険も個人賠償(加入者の過失による事故や火災などによる家屋の補償)補償額を下記の額以上にする必要があります。

  • 個人賠償:$30万(3,000万円)

アメリカでは、たとえ賃貸しているアパート、一軒家に住んでいたとしても、その家の中で起こった事故は、ランドロード(家主)ではなくテナント(借主)に責任が問われます。

例えば、訪問者が家の中でケガをしたり、冬に宅配業者が家の前が凍っていて転んでケガをした場合などにも、テナントに対して損害請求をされてしまいます。

そういう事に備えてテナント保険にもアンブレラ保険が必要になってきます。

日本語対応してもらえる保険会社

 私たちは、以下の日本人が対応してもらえる3社さんに見積をお願いしました。

AIG
LGIS
Mitsui Sumitomo

AIGさんは、トラベルガード会員の申し込みページからコンタクトを取って見積依頼をしていくしかないようです。

LGISさんは、リンクのサイトから見積依頼書を入力して指定されたメールアドレスに送ると見積対応をしてもらえます。

Mitsui Sumitomoさんも、リンクの ”CONTACT US” から日本語対応の見積依頼をしていくしかないようです。

見積比較結果

 参考に私たちの条件ですが、見積比較結果もシェアします。

主な見積条件は下記です。運転者や補償額等の条件で変わってきますので、あくまでご参考までに。

  • アンブレラ保険の補償額は$100万(1億円)
  • 対人(一人/一事故):$25万(2,500万円) / $50万(5,000万円)
  • 対物:$10万 (1,000万円)
  • $1000の免責の車両損害保険付き
  • テナント保険の個人賠償:$30万(3,000万円)

ちなみにAIGさんの会員費は、入会時のみに必要な費用となります。

会員にならないと保険の申し込みは出来ません。会員になると以下の特典があり、24時間365日の日本語でのサポートが受けられるとの事です。

  • アメリカの信用履歴の確立へのお手伝い
  • 州規定にあった各種保険の紹介
  • 米国での運転経歴が無い人でも加入できる自動車保険の紹介
  • クレジットカード、銀行、携帯電話の申し込みの紹介

まとめ

重要なポイントを3つおさらいしておきます。

1.USの自動車保険は対人対物の補償額が3000万円ほどで少ない。

2.1億円以上の補償には、アンブレラ保険の加入が必要!

3.アンブレラ保険は、自動車保険とテナント保険がセット。





私たちは見積比較の結果、会員費も支払ってAIGさんの自動車保険、テナント保険、アンブレラ保険に加入しました。

アンブレラ保険に入るためにテナント保険は他社からAIGさんに切り替えました。

私たちもアメリカで何のサポートも受けずに保険の加入は面倒で大変でしたので、これらの情報が少しでもお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。🥑

コメント

  1. Bel article, je l’ai partagé avec mes amis.

  2. Merci pour votre commentaire.